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2024.09.06
災害時におけるトイレ対策について
こんにちは、津営業所のTです。
突然ですが、皆さんは災害について何か準備や備えをされていますか?
我が家には未就学児も含め3人の子供がいるので、災害に関する情報についてはやはり敏感になってしまいます。
そこで今回は災害時に困った事上位に必ずランクインする
『トイレ対策』
について自分なりに調べた事を取り上げてみました☆
早速ですが、トイレの備えというと『簡易トイレ』が一番有名ですよね。
こちらは備えていらっしゃる方もわりかし多いのではないでしょうか。
さて、それではその簡易トイレ、一体どれ程の量を準備すれば良いのでしょう???
1人1日当たりのトイレ回数は平均で5~7回と言われています。
ひとまず1週間分を準備するとして・・・
ひとり暮らしなら6回×7日=42回分
家族がいる方はその人数分の倍数必要という事で、我が家(5人家族)で計算すると
42回×5人=210回分が必要となります。
210回分・・・少し多いですが、それくらいならまあ準備出来るかな?と感じますね。
ですが、もし南海トラフのような大規模災害が発生した場合、1週間分で足りるのでしょうか・・・?
というのも、被害範囲が広すぎて救援部隊数が絶対的に足りていない為、支援物資や給水車が来るのでさえ大幅に遅れてしまうと既に国が発表しているからです。
では多めに用意しておこうと計算すると
2週間で420回分
3週間で630回分
約1カ月で840回分・・・
このあたりからだんだん非現実的な量になって「ひえ~」となってきました。
用意出来たとしても、どこに置くのか問題が発生してしまいます。
そこで皆さんにオススメしたいのが
『コンポストトイレ』です!
これはその名の通り、コンポストの仕組みを利用して便を微生物の力で分解し、土へ還していくという自然に優しいトイレになります。
(よく山小屋等でもこの方法が採用されているみたいですね。)
既に商品として販売もされていますが、キチンとしたものは結構高額です。(´・ω・`)
でもこのトイレ、自作する事も出来るんです♪
用意するものは
・蓋つきバケツ
・腐葉土
・スコップ
・コンポスト用菌床(ホームセンターで600円程で売られています) 以上!
使用方法は、先に腐葉土と菌床をかき混ぜたものをバケツに入れ、その上からトイレとして使用した後に、土をかぶせてスコップで混ぜるだけ。
その後は微生物がどんどん分解しニオイの発生も無くなる為、トイレ問題でのもう一つの課題である悪臭との戦いもこれで解決になります。
ただし使用する際は便と尿はしっかり分ける必要がある為、簡易トイレの凝固剤と併せて使用するのがベストかもしれませんね☆
私は三重県の補助金制度を利用し、このような手回しコンポスト(自然にカエルS)を購入してみました☆
このコンポストを利用してトイレを自作されている方の記事もあちこちで見かけましたので、災害対策の一つとしてご興味がでてきた方は是非調べて検討してみて下さいね(^^)/
津営業所 T
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