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掲載日:2016/06/17
先日、文字職人の杉浦誠司さん(実はどんな方なのか知りませんでした)の講演を聞く機会がありました。
この方は、平仮名を組み合わせて漢字を作る「めっせー字」の生みの親なのですが、
その講演の中で文字職人になる前には会社を経営していて、一時はお金にも恵まれていたらしいのですが、結果的には会社が倒産し借金を抱えることになり、どん底を味わっていた時期があったそうです。
そんな時、杉浦さんが人生の師と仰ぐ方に相談をしに行ったら、こんなことを言われたと話されました。
「君は感謝がたりないのでは?」
こう言われた杉浦さんは、
「私はありがとうは必ず言いますし、義理を欠いたことはありません」と反論したところ、
師から「君がしているのはお礼であって感謝ではない」と一喝。
そしてその後、目を閉じてその一言を考えていたある日
まぶたの奥からピカッピカッと平仮名が組み合さった漢字が浮かんできたと。。。
私は芸術的な感性は非常に薄く、
杉浦さんの「めっせー字」も面白いな~ぐらいな感じでしかありませんでしたが、
お礼と感謝の話は考えさせられる内容でした。
私も目を閉じて考えればピカッピカッと何かが浮かぶのか?
はたまた朝を迎えるのか?
この答えだけは考えずとも明白であります。。。
請負事業部
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